ここ最近鍵を回す際に少し引っ掛かりを感じていました。今のままでも回らないわけではないので放置してもよかったのですが、鍵が折れたりすることもあると聞き、鍵穴の洗浄とついでに錠ケースを素人ながら手探りで洗浄してみました。備忘録として書き記します。
使用した道具はこちら
- プラスドライバー
- パーツクリーナー
- クレ556(錠ケースに使用)
- クレドライファストルブ(鍵穴使用)
部品を取り外す
シリンダーとつまみ部分
シリンダーとつまみ部分を取り外します。
つまみ部分に止めネジが2ヶ所あります。こちらを取り外していきます。
こちらを外すと外側のシリンダー部分も外れますので、シリンダーを抑えながら外します。
錠ケース
止めネジを2ヶ所外します。
錠ケースを取り外します。
洗浄
シリンダー洗浄
鍵穴からパーツクリーナーを吹き付けます。
組み立てる自信がなかったので、パーツクリーナー使用量は増えますが、シリンダーは分解せずに洗浄しました。
その後2時間程度乾燥させました。この時間が適正なのかは不明ですが、結果的に問題はありませんでした。
錠ケース洗浄
錠ケース止めネジ2ヶ所外します。
パーツクリーナーで洗浄します。乾燥させてから潤滑油(KURE-556)をして蓋をします。
バネの部分の部品が少しの衝撃で飛び出してしまいます。 この手の作業に慣れている方なら問題なく組み立られるのでしょうが、不器用な私は組み立てるのに20分ほど苦戦しました。 錠ケースに不具合ない場合は開けずに外から洗浄できるところを洗浄し潤滑油をかけるだけでよろしいかと思います。
鍵穴に潤滑剤
乾燥させた鍵穴に潤滑剤ドライファストルブを約1秒程吹き入れます。
何度か鍵を抜き差しします。
洗浄直後は油分が全くないので洗浄前よりかなり鍵が回りづらく不安になりますが、潤滑剤が馴染むにつれ回るようになっていきます。
スムーズに回るようになったら終了です。
鍵穴には錠ケースで使用したCRE-556のような油は絶対に使用しないでください。内部で埃と油がくっついて鍵が回らなくなります。
今回鍵穴にも使用できるというフッ素系潤滑剤KUREドライファストルブを使用しました。 ご自身でやる場合は鍵メーカー推奨の鍵穴用潤滑剤を使用する事をお勧めします。
やってみての感想
今回のようなシリンダーを分解せずに洗浄する方法でしたら誰でもできる簡単な作業だということがわかりました。ですが症状によっっては改善しなかったりとトラブルはつきものです。自信のない方は業者に依頼するのもいいと思います。